皆さんは中学あるいは高校のとき、何か部活や習い事はしていましたか?
筆者は高校生の時は県大会では毎年決勝に出場し、全国大会に出ることが当然のような、いわゆる強豪校でサッカーをしていました。
中学でも地域大会(関東大会や九州大会など)に出場したことはありましたが、部活の雰囲気というのはどこかゆるく、上下関係もあってないようなもので楽しくやっていました。
高校でも楽しみながら勝つようなことができたら良いな、なんて思ってましたが現実は全く違います。
練習量が多く、内容がきついなんていうのは当たり前なので三年間しんどいのはしんどいんです。
ただ特に一年生の時というのは二年生、三年生とは全然違うしんどさがありますので、その内容について赤裸々に語っていきたいなと思います。
一年生が体験するきついことランキング第5位:挨拶
挨拶なんて人として当たり前。きついなんて思うのは甘えなんじゃないの?
なんて思っていませんか?
強豪校と言われる学校の部活には大抵挨拶に関する指導があるもんです。
そしてその内容は決して日常生活で使用するような挨拶ではなく、全く知らない人が音声だけを聞けば奇声にも聞こえそうな大声で発するものなのです。
たかが挨拶、されど挨拶。毎日やることだからこそきついし先輩の目につきます。
挨拶の声が小さかった(あるいは聞こえなかった)から指導なんていうのは当たり前。
逃げられないルーティーンの始まりです。
一年生が体験するきついことランキング第4位:応援練習
強豪校にもなると部員は一年生〜三年生までで100人超えなんていうのは普通です。
そうすると1軍のレギュラー以外は公式戦には出られず、応援団としてチームを応援するのが自然です。
筆者の高校では公式戦前になるとこの応援をするための「応援練習」というものがありました。
ぶっつけ本番というわけにはいかないので、練習をするのは当たり前ですが、この応援練習というのは実質先輩からのただのイビリです。
初めて聞く歌詞・リズム・テンポを一日で覚えなくてはいけないのは勿論のこと、練習で声が出てなければ先輩から罵倒されたものです。ああ懐かしい。
正直この応援練習の時間は普段の走りなどの練習よりしんどかったです。
一年生が体験するきついことランキング第3位:グラウンド整備
私立高校などのグラウンドが芝生になっている所はこんな事やらなくていいのかもしれませんが、公立高校でガッツリ土のグラウンドだった筆者は、グラウンド整備をめちゃくちゃやらされました。
出っ張っているところを削り、へこんでいるところには逆に土を入れ、固すぎる場所には均一に土を巻き、柔らかすぎる場所には水を撒いて石のローラーで固める・・・などなど、
学校が始まる前・昼休み・練習後の3回に渡って毎日毎日グラウンドをベストな状態にするためにあらゆることをやります。
しかもこれをやるのは一年生だけ。当時はサッカー部ではなくグラウンド整備部だーなんて周りに揶揄されていたものです。
何より体力がめっっっっっちゃくちゃ削られます。これのせいで夜ご飯食べながら寝てました。
一年生が体験するきついことランキング第2位:合宿
合宿はぶっちゃけ一年生も二年生も三年生も関係なく、毎年いつやってもきついです。
一年生の負担がどれほど大きいかは学校によるかとも思いますが、筆者の学校は相当一年生の負担がえぐかったです。
なぜなら一年生がすべてのことをやらなければならないから。
当然グラウンド整備もし、自分の洗濯のみならず先輩の洗濯を行い(なぜか乾燥機がなかったので毎日家から持ってきたドライヤーで手乾かししてました)、御飯のあとは食器を洗い、次の日の練習の準備をする。
何が怖いって、先輩らと同じ普段の練習よりも2倍も3倍もきついトレーニングを行った後にこれだけのことをするので、寝るのが深夜3時4時で睡眠時間は2〜3時間なんていうのは当たり前でした。
皆さん、自分の洗濯物ぐらい自分でやりましょうね。
一年生が体験するきついことランキング第1位:指導・説教
映えある第一位は、、、、先輩から後輩(主に二年生から一年生)への指導・説教〜〜〜!!!
何かしてなくても憂さ晴らしのように定期的に行われたりもするぐらいですから、誰かが何かをやらかしたもんなら連帯責任という都合のいい言葉を盾に全員がこっぴどく罵倒されます。
人格否定やなんのその、精神をえぐる攻撃を平気でやってきますよね。
やれ挨拶の声が小さいだの、グラウンド整備ができていないだの、練習の準備が遅いだの、学校生活がたるんでるだの、やかましいわと。
筆者は毎度そのたびに心の中で先輩をぶん殴ってました。はい。
あまりにも理不尽な内容に筆者の同期も何人も辞めていっちゃいましたからね。絶対に許してはなりません。
まとめ
とまあ、ここまで沢山のきついことを発表してきたわけですが、筆者は最後に言いたいことがあります。
それはどんなに辛くても最後まで3年間やり抜いてほしいということ。
やってる最中は正直めっちゃきついし、何回も辞めたいなって思う瞬間がきます。
実際理不尽なことばっかりですし、意味分かんない風習なんて腐るほどあります。
ただその分それを支え合う同期は何よりも大切なものになるし、どれだけ年齢を食っても一緒に当時の話で何時間でも盛り上がることができるもんです。
どれだけしんどいことでも2年も3年も経てばとっくに笑い話になってるものなんです。
この記事がすこしでも誰かの背中を押してくれたらいいなって思います。
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