サッカーで成長が早く上手くなる子の特徴・共通点3選

サッカー

世界で最もファンの数が多いとも言われているサッカー、競技人口も年々増えてきています。

そんな中お子さんを少年サッカーチームに通わせているという親御さんも多いはず。

しかし、こんな悩みをお持ちではありませんか?

・上手になれず、なんだか楽しくなさそう

・レギュラーになれずベンチばっかりでかわいそう

・サッカーが上手くなるような長所を伸ばしてあげたいけど、分からない

そんなお悩みに、サッカー歴20年そして全国3位になったチームの指導経験もある筆者がお答え致します。

この記事のポイント
・ サッカーが上手くなる子の特徴を知り、自発的な成長を促してあげることが大切
・サッカーが上手くなる成長の過程が最も楽しく、子供にとって最大の喜びである
・たとえ試合に出れずとも、サッカーや努力の経験から得る学びは大きい

サッカーが上手くなる子の特徴・共通点①:負けず嫌いである

サッカーとは、スポーツである以上明確に勝ち負けが存在する勝負事です。

サッカーを上手くなろうとする最も大きな原動力とは、「勝負に勝ちたい(負けたくない)」という渇望に近い欲求なのです。

この原動力に欠ける子供というのは、筆者の経験上必ずと言っていい程上手くなりません。

昨今は勝利だけを追求する指導方法などが「勝利至上主義」と揶揄されることもありますが、個人的見解をお話させて頂くと、

最終目標が「勝つこと」でない限り決して上達はしないと考えています。

サッカーを「上手くなりたいから」努力するのではなく、サッカーを上手くなって「試合に勝ちたいから」こそ努力しようとするのです。

この原動力がサッカーを続けていくことのモチベーションに繋がり、ひいては向上心へと繋がっていくのだと考えられます。

サッカーが上手くなる子の特徴・共通点②:自主性・主体性が高い

サッカーとは、個人競技ではなく団体競技です。

周囲の人間に流されず、自らの頭で考え、行動し、その結果に対してポジティブなアクションを起こせる子は必ず成長します。

個人競技では全て一人で行わなければならないので各個人が自主性を持つことを半ば義務付けられますが、

団体競技では人数が多いが故に、主体性のある人間にただ付いていってしまうという子が多々見受けられます。

そのような受動的な対応となってしまうことには次のような大きな弊害が挙げられます。

高校のサッカー強豪校で「考動力」という言葉をスローガンにしているところがありますが、これは「自分で考えて、動く力」であり、まさに自主性・主体性を表しています。

私生活においても子供にやるべき事だけを押し付けるのではなく、子供自身の頭で考えさせてあげるように誘導してあげるべきだと筆者は考えています。

サッカーが上手くなる子の特徴・共通点③:素直さを持つ

サッカーには、数多くの人との繋がりや関係があります。

監督、コーチ、チームメイト、両親、友人、はたまた敵チームのメンバー、、、などなどサッカーをしていく上で様々な人と関わりをもつことが多くなります。

そのような色んな人の意見やアドバイスを吸収し、自分にフィットさせることが、想像しない成長に繋がります。

中には自分の考え方・思考とは全く違う意見やアドバイスを貰う事が多々あります。

この時に「自分とは違う考えだから」、もしくは「この人の言ってることは正しくない」と決めつけ、吸収することをやめてしまう子がいます。

サッカーの上達が早く、まためきめきと伸びていく子たちは、こういった自分とは相容れない意見をポジティブに捉え、少しでも自分のものにしようとする吸収力がすごくあります。

自分と違う意見こそ、自分を成長させるきっかけになるものであり、素直さを持つ子はこのチャンスを逃さずにつかみ取ります。

参考:サッカーは上手くないと楽しくない?

うちの子は上手くないからサッカーするのは楽しくないんじゃないかな?と親は思ってしまいがちです。確かに最初の内はできない事の方が多く、周りと比べたら下手で楽しくないかもしれません。

しかし、上手くない子供たちこそ、これからもっともっとサッカーの楽しさを見出していくことができるのだと考えています。

なぜなら、下手なままの子供というのは間違いなくいません。きちんとした指導者のもとでサッカーをやっていれば必ず上達しますし、

この上達していく過程こそが最も楽しい瞬間であり、子供たちにとっての最大の喜びとなり「サッカーが好き」という気持ちを育んでいきます。

ですから、願わくば長くサッカーを続ける道を選ばせてあげて欲しいのです。

サッカーが「上手くない=楽しくない」ではなく、「上手くない=これから楽しくなる」だと考える。
上手くなってくる過程が最大の喜びであり、その過程が「サッカーが好き」という気持ちを育む。

参考:サッカーから得る学びとはなにか

小学一年生からサッカーを続けて今はサラリーマンとなった筆者ですが、サッカーを通じて得た経験や学び、友人関係はかけがえのないものだと思っています。

サッカーを続けていく中で培われた負けん気の強さや自主性・主体性などは社会人になってからも間違いなく自信を支える要素になっていますし、

辛いことも楽しいことも一緒にやり抜いてきた友人は未だに交友関係が続いています。

大人になった今もお酒を飲んで当時の話をしてゲラゲラ笑う事ができるのってすごく幸せなことだと思うのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

サッカーとは本当に奥が深く、そして楽しいスポーツです。

サッカーが上手くなる過程で自ずと人間性も成長していくものだと筆者は考えています。

子供たちのもつ個性や特徴を生かしながら、負けん気や自主性、素直さをいった面を伸ばしてあげる事がサッカーの成長にも、人としての成長にも繋がっていくのではないでしょうか。

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