麻雀で勝てない人の思考とは何か

麻雀

麻雀で負けてしまう最も大きな要因は打つ人の思考の中にあります。

麻雀で勝率を上げるためには様々な技術を駆使する必要がありますが、負ける理由は至極単純。

負ける人は負けるべき考え方をして負けているのです。

 

勝てる麻雀を目指す前に、まずは負けの思考から抜け出すことを目指していこう!

この記事のポイント
・負ける人の思考を知る
・負けない麻雀を目指すだけで初心者脱出?!
・勝てる麻雀をしていくには?

負ける人の思考とは

負ける人は自分の打点に目が行く

負ける人というのは振り込んだ時のマイナス点よりもアガった時のプラス点にしか目がいきません。

だからこそ自分のアガリ手ばかりを考えて、ノーテンでも他家のリーチに対して危険牌を押し通そうとします。

そんな人は麻雀は攻撃主体の競技ではなく、防御主体の競技だという認識に変えてください。

ノーテンの場合はよっぽどの手牌(4麻で倍満、3麻で役満の一向聴)でなければ降りが基本です。

麻雀という競技の特性上、配牌時にどれだけ良い手が入ったからといって、その局で上がれるとは限りません。

なぜなら他家が安くてもそれより早い手を作ってしまえば、字牌のみ1,000点などで流されてしまうからです。

振り込んでしまって失った点棒を取り返すには相当な運と時間がいるのです。

心当たりがある人は、とにかく無謀な押しは避けるようにして下さい。

本項の合言葉はこれです。

振り込んだ後の「うわ〜俺の手高かったのに(ノーテン)」は免罪符ではない。

これ言ってる人は要注意ですよ。

負ける人は希望的観測を持ちやすい

希望的観測とは、未来に起こるであろう事象を自分の都合の良いように捉えることです。

他家のリーチに対する「ひょっとしたらこれは通るんじゃないか?」
三元牌を2枚鳴いているのに「さすがにもう1種類はもってないやろう」

こんな思考を希望的観測と言います。

このような人たちは必ずどこかで大物手に当たって点棒を献上することになります。

運転と一緒です。

“だろう”思考では未然の事故は防げないので、“かもしれない”思考で打つことが重要です。

本項の合言葉はこちら。

これを通すのは無理かもな?は大体無理。

人は自分にとって都合のいい事実しか見ない、というバイアスに意思決定が影響されています。

負ける人は負け続ける

感情のコントロールのお話になります。

あなたの身近な大負けする人を思い浮かべて見て下さい。
2〜3局負けた分を取り返そうとして全ツッパ状態になっていませんか?

しかし、筆者自身も理性を失って感情で打つ麻雀で勝てた経験は一度もありません。

麻雀は1局を何局も繰り返し行う特殊な競技です。

ですので、1局が終われば全てがリセットして常にイーブンな状態から始まるため、何度でもやり直しが効くんです。

しかし、人間は感情の生き物ですので、1局前もしくは数局前の負けを引きずって「取り返してやろう!!」という意識に支配されてしまいます。

そうなると必然的にギャンブル性の高い手作りや打牌を行ってしまうのです。

視野が狭くなって冷静な判断ができなくなると、さらに勝てなくなる「負の連鎖」に入り込んでしまいます。

非常に難しいことですが、常に冷静さを持って打ち続けること。これが重要です。

本項の合言葉はこちら。

取り返そうとすればするほど負けがこむ。

そーゆー人は場の空気も悪くするから、悪い意味で一石二鳥。

負ける人は運が存在することを理解しない

ややオカルト(根拠のない)的な話もしておきたいと思います。

理不尽なことも起こりうるのが麻雀です。麻雀に運や流れというのは必ず存在します。

この運・流れを読めない、掴めない人、いわゆる「もってない」人は負け続けます。

そしていわゆる「もってる」人は何故か振り込まないし、何故か追っかけリーチも勝ちます。

そんな時は場の流れを掴んでいる他家の安牌を残しておく等するのも有効です。

重要なのは自分にきた運・流れを掴めるかどうかと、場の流れを読むことです。

本項の合言葉はこちら。

こんな事ある?はよく起こる。

まあこの辺は正直オカルト込みだけど、筆者は必ずあると思ってる。

結論:とにかく振り込まない

ここまで書いて何が言いたいかというと、とにかく無意味な振り込みはやめましょう、という事です。

負ける人・初心者の方は間違いなくこれができていない。

なぜ負けるのかが分からない、という人は自分の思考を一度見直すべきです。

不用意な振り込みを避けるだけで、あなたは負けてばっかりの初心者からは一歩脱出です。

最後にお伝えしたい合言葉はこちらです。

振り込まなければ8割負けない

自分がアガるタイミングは自ずとやってくる。

勝てる麻雀を目指すには

負ける人の思考を学び、無駄な振り込みを極力避けるだけで負ける確率はぐっと減ります。

ただし、そのままでは相手にアガられ続けていずれはジリ貧になってしまう。

少し矛盾するようですが、”負けない”ではなく、”勝つ”ためにはどこかで押す必要が出てきます。

ここで意識してもらいたいのは、勇気と無謀を履き違えないで欲しいということ。

上述したような負ける人の思考とは、無謀な振り込みを行っていることに直結します。

本当に強く、勝つことができる人というのは知識や経験から、

手配の打点や自分の順位、相手の手の高さ等の材料をもとに押し引きの判断ができる人です。

押すべき時と引くべき時のタイミングを見誤らないようにしたら勝率も上がってきます。

タイミングを見計らう材料は、それ以外にも卓上に沢山転がってるよ〜(特に対面麻雀では)

さいごに

いかがでしたでしょうか。

麻雀は奥が深い競技です。

正解は必ずしも一つとは限りません。

しかし、負ける人の思考には似通ったものがあるのもまた事実です。

こういった思考から逆転して、勝てる人の思考を目指していきましょう。

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