皆さんは麻雀で勝率を上げるためにすべきことは何だと思いますか。
牌効率を極めること、放銃率の低下、押し引きのタイミング、待ち牌読み、、、etc
これらは決して間違いではありませんが、かなりの勉強時間(知識)と経験を要しますので、今すぐに勝率を上げる要因にはなり得ません。
かと言って、じゃあ今すぐ勝率を上げる方法なんで存在するの?
そうお思いでしょうが、あります。めちゃくちゃ効率的ですし、割とすぐに効果が出ます。
いつも一緒に麻雀をやる友人間ではより効果的ですが、雀荘などで初対面の相手であってもある程度の効果は期待できます。
インターネットに溢れたやり方ではない、一風変わった麻雀技術を紹介致します。
短期的に勝率を上げるために意識すべき3つのポイント
表情と目線
恐らくプロではあり得ないことだと思いますが、我々のようなアマチュアレベルではこの「表情」そして「目線」が持つ意味は非常に重要になってきます。
一度自分の視線を手牌や相手の河から外して卓を囲んでいる相手に移してみてください。
相手の表情からは様々なことが読み取れます。
苛立ち・焦り➠思うように手が進んでいない?
半笑い・ニヤニヤ➠高い手が入っている?
真顔➠ダマテンしてる最中で待ち牌が出るのを虎視眈々と狙っている?
そして最も注目してほしいポイントは目線。
麻雀中というのは基本的に自分の目線は手牌に集中していると思います。
それは自分も、そして相手も一緒なんです。
逆算して考えてみて下さい。自分が目線を手牌から外して河を集中的に見ている時はどういう時か。
ずばり、この時です。
①ロンしたい時(既に鳴いている、もしくはダマテンしている)
②鳴きたい牌がある時
これを意識するだけでも、放銃率を下げ、不用意に鳴かせることを防ぐことができます。
騙されたと思って、一度注意深く観察して見て下さい。上記のタイミングはかなり分かりやすいです。
✔表情と目線から相手の意識・したい事を読み取ることができる
手元のクセ
なんだそんな事か、と思ったあなた。甘くみてはいけません。
人間は自分が思っている以上に習慣化された行動を繰り返しています。
それは麻雀においても同様で、聴牌した時など、知らず知らずの内にそれらが動作となって表れています。人間もパブロフの犬と一緒です。
これは各個人で決まったルーティーンがあるように思いますが、以下のあたりは皆共通かなと思ってます。
①牌を揃える
ただ単純に牌を揃えたいだけの時もありますので、表情や目線と組み合わせて総合的にご判断下さい。
②ツモの仕方、速さ
これはその人の普段のツモの仕方と比較してどうか、という話です。
高い手を作っている時や聴牌している時には盲牌だったりツモる手に力が入ってたりしますし、早く手を揃えたい、もしくはあがりたいという気持ちからついつい先ヅモになりがちだったりします。
③打牌の仕方、速さ
②と似ていますが、ここも見るべきポイントです。
何回もツモ切りしていないか、手牌との入れ替わりがないか、ツモってから打牌までの時間は短すぎないか(長すぎないか)。
ちなみに思うように手が進んでいない時は、ほぼ間違いなく苛立った表情+打牌が強くなります(気持ちは分かります)。
✔手元のクセから、相手の手の進行状況を読み取ることができる
手作りの傾向
麻雀は打つ人の性格がかなり出るゲームですので、押し方や待ち方、打牌の優先順位など人によって傾向が強く出ます。
ある程度の手があれば強めに押す人、とにかく放銃率を下げることを意識する人、字牌をすぐ切る人、安牌と思って後半までとっておく人、高めの手づくりをする人、安く早い手作りをする人、、、etc
それを以下のように逆手に取ることが有効になります。
とにかく放銃率を下げたい人が親の時➠手が安くても先制リーチで降ろしにいってみる
字牌を安牌と思う傾向が強い人に対してロンしたい時➠あえて字牌待ちをしてみる
安く早い手作りをする人のリーチした時➠高めの手が見えているのであれば少し押してみる
あまり過信しすぎるのは良くありませんが、最後の判断材料にすることができます。
✔手作りの傾向を確認し、対策や狙い撃ちをすることができる
長期的に勝率を上げるために意識すべきポイント
私が冒頭で述べたことを覚えていますか?
>牌効率を極めること、放銃率の低下、押し引きのタイミング、待ち牌読み、、、etc
>これらは決して間違いではありませんが、かなりの勉強時間(知識)と経験を要しますので、今すぐに勝率を上げる要因にはなり得ません。
“これらをやらなくても良い”と勘違いしてほしくないんです。
やはり勝率を長期的に上げていくためにはこれらを学ぶ必要があるということを理解する必要があります。
そしてその際に意識してほしいこと、それは脳死で打ち続けないことです。
麻雀は何局も続けて打つゲームなので、やっている内に適当になりがちですが、それだと間違いなく成長しません。これは断言できます。
常に意図的な選択と、その結果の検証を行うことを忘れずに。何事も予習と復習です。
最後に筆者がおすすめの麻雀勉強本をご紹介します。これを読んで麻雀の基礎力向上を目指しましょう!
✔常に意図的な選択と、その結果の検証を行うことで麻雀の基礎力を向上させる
まとめ
✔表情と目線から相手の意識・したい事を読み取ることができる
✔手元のクセから、相手の手の進行状況を読み取ることができる
✔手作りの傾向を確認し、対策や狙い撃ちをすることができる
✔常に意図的な選択と、その結果の検証を行うことで麻雀の基礎力を向上させる
どうでしたでしょうか。
他のインターネット記事にあるようなやり方ではないですが、筆者は上記を意識的に行うだけでもかなり優位になり得ると思っています。
卓の上だけにある情報だけではなく、対面ゲームならではの、「人」の部分に着目した麻雀技術というのは案外有効だったりします。
まあ、何事も楽しく行うことが一番ですので、負けても笑えるぐらいになった方が楽かもしれませんね。
本記事をもとに少しでも皆さんの麻雀勝率向上になりますように。
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